老後2000万円問題。「老後資金、準備できるか不安…」
「私なんかに、老後資金なんて準備できるのかな…?」
ふとした時に、お金の不安がよぎることはありませんか?
以前は、ふとそんな不安に胸がギュッとなることがありました。
仕事は続けているけれど、介護士として週4パート。
お給料は決して多くないし、将来年金だけで生活できるのか…。
そんな漠然とした不安を感じながら、日々の暮らしに追われている——。
でも、あるきっかけで「つみたてNISA」に出会い、お金に対する不安が少しずつ変わり始めたんです。
**「週4パートでも、老後資金は準備できる」**と
「老後2000万円問題」って聞いたことはあるけど、
何となく難しそうで、自分には関係ないような気がしていた。
でも本当は、ちゃんと向き合えば怖くないし、むしろ今からでも間に合う。
そんな実感を、この記事では私の経験も踏まえて、やさしくお伝えできればと思っています。
老後2000万円問題 とは?
2019年、金融庁の報告書がきっかけとなり、
「老後には2000万円不足する」という衝撃的な内容が大きな話題になりました。
連日テレビやネットニュースで取り上げられ、年金制度への不安や将来のお金に対する不満の声があふれました。
この報告書では、夫65歳以上・妻60歳以上の「年金だけが収入の無職世帯」をモデルケースとし、毎月約5.5万円の赤字になると試算されています。
この赤字が30年間続くと仮定すると、約2000万円の金融資産が不足するという結論になったのです。
老後2000万円は私たちにも必要な金額なの?
話題になった老後2000万円問題のモデルケースは「夫婦・持ち家あり・退職金なし」でした。
では、独身で賃貸暮らしの私はどうなるの?
- 一人暮らしなら1000万円で足りる?
- でも持ち家がなければ、やっぱり2000万円必要?
- 家賃や物価、医療費の上昇も不安…
老後に必要な金額についてはいろんな意見がありますが、
将来のために「備える」ことは必要です。
アラフォー介護士パートの私でも、2000万円の老後資金は準備できる?
答えは、YES。
まだ、間に合います。
私は60歳までに2000万円、貯める予定です。
35歳の時、貯金はたった80万円からスタートしました。
当時はお金の知識もゼロ。
でも毎月コツコツつみたてることで老後資金の不安はゼロに近づいています。
実際どうやって貯めてるの?
わたしは「つみたてNISA」で、以下の2つの投資信託に毎月つみたて中です。
【全米株式】 SBI・V・全米株式 (愛称:VTI)
【全世界株式】 eMAXIS Slim 全世界株式 (愛称:オルカン)
年利4%の利回りを想定しています(これはやや保守的な見積もりです)。

📊老後資金シミュレーション:年利4%の場合
毎月、コツコツと積み立てていけば、「複利の力」でお金は着実に増えていきます。
長期で積み立てを続ければ、元本の倍以上に増えることも!!
保守的に「年利4%」で計算しても、驚くほどの増え方です。
💬「年利4%って…実際どれくらい増えるの?」
そんな疑問を持った方へ、わかりやすく表にまとめました!
- 月2万円 × 25年 → 約1028万円(元本 600万円)
- 月3万円 × 19年 → 約1022万円(元本 684万円)
- 月5万円 × 13年 → 約1021万円(元本 780万円)
- 月4万円 × 25年 → 約2057万円 (元本 1200万円)
- 月6万円 × 19年 → 約2044万円 (元本 1368万円)
最初は、あまりの増え方に「ウソでしょ?」と半信半疑でした。
でも、金融庁や証券会社のサイト、本などで調べていくうちに、
何度もシュミレーションをして「これは本当に増えるし、リスクも許容できる」と納得。
将来のお金の不安が、少しずつ軽くなってきました。
ぜひ一度、ご自身が積み立てられる金額と期間で、シュミレーションしてみてくださいね。
今の私のつみたてNISA運用成績
私のつみたてNISAの評価損益は、プラス20%。(2025年8月時点)
ここ数年は相場の調子が良く、想定よりも順調に増えています。
ただし、今回の計算ではあえて「年利4%」という現実的な数字を使っています。
歴史的な暴落があっても、コツコツ積み立てていけば20年後には確かな成果が見込めると考えています。
だからこそ、お金にも『働いてもらう』ことが欠かせない時代になっています。

貯金だけでは間に合わない時代だからこそ…
貯金だけでは、インフレに追いつけず、お金は増えにくい時代です。
だからこそ、「資産運用=お金に働いてもらう」ことがとても大切だと感じています。
📚 私の投資のきっかけとなった本はこちら👇
ジェイソン流お金の増やし方 改訂版(厚切りジェイソン著)
初心者にわかりやすく、読みやすく、一歩踏み出す勇気をもらえる一冊。
「私にもできそう!」と思えるきっかけになりました。
まとめ
- 老後2000万円問題は、決して他人事ではありません。
- 週4パートでも、今から始めれば不安は減らせます。
- 「少額からでも投資を始めること」が、未来の安心につながります。

※これは毎月の積立を継続した場合の目安です
※つみたてNISAで運用すれば、運用益は非課税です
※将来の利回りは変動する可能性があり、元本を保証するものではありません