お金の不安がある方にとって、10万円の娯楽費ってすごく高く感じますよね。
私も独身で、介護士として週4パート勤務。
決して多いとは言えない収入で、日々節約しながら老後資金を貯めています。
そんな中、大阪・関西万博に「10万円の予算」を立てるのは、迷いに迷った末の大きな決断でした。
でも、結果的に「行ってよかった」と心から思える、素晴らしい体験になりました。
節約してるのに、万博に10万円⁈
普段は服やメイク代も節約しているのに、なぜここで?と思われるかもしれません。
私は大阪に住んでいて、日帰りで大阪・関西万博に通える環境にあります。
それでも、予算は10万円。
節約中の私にとっては、かなり高額です。
でも、思い切ってお金を使ってみたことで、
「心から価値があった」
「楽しかった」
と感じる体験を得られました。

決め手は「今しかない体験」にお金を使いたかったから
▫️お金の使い方に“優先順位”をつけている私
私は日々節約生活ですが、「お金をかけたいこと」が明確にあります。
- 食事
- 旅行やイベント
万博は、世界の料理と異文化が楽しめる、まさにこの2つがそろったイベントでした。
▫️海外旅行が割高になっている今
15年ほど前は、
- 韓国2泊3日で3万円
- 台湾3泊4日で6万円
ほどで行けました。
今は円安・物価高の影響で、旅行費用は約2倍に。
そんな中、日本で“世界”を体験できる万博は、貴重なチャンスでした。
▫️衛生面が安心できるのも大きな理由
以前の海外旅行では、現地の屋台料理を衛生面の不安から食べられなかったことがあります。
でも万博なら、日本基準の衛生環境で安心して各国の食事が楽しめます。
高かったけど…それでも「行ってよかった」と思えた理由
実際に行ってみた万博は、「想像以上に楽しい場所」でした!
- 並ぶのも暑さも大変だったけど、それ以上の感動があった
- 各国のスタッフの笑顔や優しさが心に残った
- 初めて知った国の文化や料理にワクワクした
▶︎ 印象的だった体験

- オマーン館:水を大切にする国の美しい映像に感動。そのあとのコーヒーが予想外の味で驚き!
- インド館:憧れのビリヤニを並んで購入。スパイスの奥深さにハマった
- フランス・ドイツ・マレーシア・オーストラリア・セルビア・ベルギー・台湾など、各国の料理を満喫
▶︎ 職場の同僚との交流にもつながった
職場のインドネシア人スタッフにナシゴレンの話をしたら、
「インドネシアが本場だよ!」
と教えてくれて、そこから会話が広がったり。
万博での体験が、日常の人間関係にも良い影響をくれました。

私が大事にしてる「お金を使うときの基準」
- 本当に欲しい気持ちがあるか?
- 後悔しないか?
- 他で節約してバランスが取れるか?
私は「飲食」にはお金をかけましたが、
逆に「グッズ」や「物のお土産」は、ほとんど買っていません。
▶︎ ミャクミャクのグッズは可愛かったけど…
ぬいぐるみや缶入りお菓子など魅力的でしたが、
保管に困るかも?
飽きるかも?
という理由で購入せず。
これは、以前USJでたくさんグッズを買って後悔した経験からの学びです。
節約中でも「お金を使っていいとき」がある
節約中に10万円の出費をするのは、正直かなり勇気がいりました。
でも私は「価値ある体験」だと納得して予算を決めました。
家族とも、ひとりでも、何度も万博に行っています。
万博での時間は、心から幸せを感じる瞬間です。
💡お金に不安がある方へ
お金を使うときに大切なのは、
- 何に使うか?
- 納得して使えるか?
だと思っています。
たとえば私は、将来
ちょっと贅沢な船旅や観光列車
にも挑戦してみたいと思っています。
そのために、普段はしっかり節約しながら、お金の使い道にメリハリをつけています。

▲大屋根リングから見た、夕日の写真
最後に
「節約してるのに娯楽費に10万円…」と最初はすごく迷いました。
でも後悔しない使い方なら、それは人生を豊かにし、今後ずっと持ち続けられるかけがえのない思い出になります。
何のためにお金を貯めるの?
独身アラフォーの私は、老後の不安なく暮らすために節約してお金を貯めています。
でも本当に大事なのは、「生きるため」ではなく、「幸せになるため」にお金を貯めて、使うこと。
節約はとても大切です。
だけど今しかできない体験も、同じくらい大切にしたいと思っています。
