最近、X(旧Twitter)で「70歳を過ぎても働く高齢者が500万人いる」という投稿が話題になっていました。
この数字、実は信頼できる統計データに基づいたものなんです。
「老後資金が足りない…」「年金だけで生活できるのかな?」と不安を感じている方にとっても、とても考えさせられるテーマだと思います。
高齢者が働き続ける理由は「老後資金の不足」
- 年金だけでは生活費が足りない
- 賃貸住まいで家賃の負担がある
- 医療費や介護費用の増加
こうした理由から、70歳を超えても働き続ける人が増えています。
老後資金の不足は、誰にとっても他人事ではありません。
介護士として見てきた「老後資金の現実」
私は介護士として、特別養護老人ホームに長年勤務してきました。
そこで強く感じたのは、「今の高齢者世代」でさえ、年金だけでは生活が厳しいという現実です。
実際に、今より年金が多いとされる世代の方でも、生活保護を受けている方がいます。
お金がなく、新しい衣服や生活用品を買い足すことも最低限しかできず、体調が悪くても「安心できる個室」に移ることすら難しいのです。
特に生活保護を受けている方は、どの施設でも個室に入れませんでした。
さらに、老人ホームの利用料金を滞納してしまう方もいて、「老後資金が足りない」という問題が目の前にあることを実感しました。
70歳以上で働く人は本当に500万人いるの?
はい、本当です。
この「70歳以上で働く高齢者が約500万人」という数字は、SNSだけの話題ではなく公的な統計データに裏付けられています。
- 総務省統計局の「国勢調査」や「就業構造基本調査」が根拠
- 東京大学社会科学研究所の研究ノート(2020年時点)では「70歳以上で働く人は500万人を上回る」と報告
- 内閣府の令和6年(2024年)白書でも「70歳以上の就労者は546万人」と記載
つまり「70歳以上で働く人は約500万人」というのは、信頼できる複数の統計に基づいた現実なのです。
週4パート介護士の私も老後資金に不安があった
実は、数年前の私は 貯金80万円しかなく、
「このまま介護士パートで働いていて大丈夫かな?」と強い不安を抱えていました。
でもそこから、
- 年金額を自分で試算してみる
- 節約やつみたて投資を少しずつ始める
こうした小さな行動で、少しずつ不安が減ってきました。
老後資金の不安を減らす一歩は「知ること」
「老後資金の不安」で大きな原因の一つは「自分の年金額や生活費を知らないこと」です。
- 老後に必要な生活費をざっくり把握する
- 将来の年金額を確認する
- 足りない分をどう補うか考える
これをやるだけで、不安はかなり小さくなります。

老後資金の不安を「不安ゼロ」に近づけるために
70歳を過ぎても働く高齢者が約500万人いる現実は、決して特別な人だけの話ではありません。
でも、年金額を知り、生活を見直し、少しずつ備のえていくことで「老後資金の不安」は小さくできます。
私自身も介護士パートとして大きな収入があるわけではありませんが、
「知る・工夫する・動く」ことで、老後資金の不安ゼロに近づいていると実感しています。
👉 今日読んでくださったことが、あなたの老後資金の不安を減らす一歩になれば嬉しいです🌱

※参考:X(旧Twitter)の投稿はこちら → 出典:該当X投稿